教室を飛び出してのスタディツアー開催!
2025.10.23
Life Redesign College(LRC)事務局では、教室で学ぶだけではなく、実践の場を見学して実感いただく機会が必要と考え、「スタディツアー」を実施しています。この「スタディツアー」はLRC事務局と外部NPO団体/プラチナ・ギルドの会との共催によるものです。
●プラチナ・ギルドの会とは
定年退職したシニア世代を中心に構成された東京都の認定NPO法人。
共生社会の実現にむけ議論より実践を重んじ、「社会的な絆」を紡ぐ中間支援団体。
プラチナ・ギルドの会 – シニアの社会貢献 (platina-guild.org)
●2025年度に実施したスタディツアー
春学期と夏学期の2学期にわたり、スタディツアーを開催しました。
訪問先は全て、プラチナ・ギルドの会の支援先です。
いずれの団体も志をもって真摯に社会課題に取り組まれており、とても勉強になりました。
また、第2回スタディツアーでは より深く充実した学びを目指し、初の宿泊ツアーを開催!
早稲田大学LRC事務局では、受講生の皆様の声に耳を傾けながら新しい企画や取組みに日々チャレンジしています。

<第1回スタディツアー往訪先>
①NPO法人 ユメソダテ(障がい者支援・農福連携)
②全国こども食堂支援センターむすびえ(こども支援)
③認定NPO法人 山友会~コスモス(貧困・高齢者支援)
④社会福祉法人 さぽうと21(難民・外国人こども支援)
⑤一般社団法人 みんなの保健室 陽だまり(高齢者支援・地域活性化)
⑥NPO法人 アルぺなんみんセンター(難民・外国人問題)

<第2回スタディツアー往訪先>
①株式会社リンクライン(障がい者支援)
②シングルズキッズ株式会社(こども・女性支援)
③NPO法人笠間の魅力発信隊(地域活性化)※1泊2日
④認定NPO法人ふくしま再生の会(地域活性化)※1泊2日
⑤ピープルポート株式会社(外国人・難民支援)
⑥一般社団法人AOH≪ショコラボ≫(障がい者支援)
どのスタディツアーも、参加した受講生には大変好評でした。
●参加した受講生の声(一部抜粋)
- 活動されている皆様の思いや信念がとても伝わってきました。一方、活動内容はデータ分析など、客観的な理論、見解に基づいていてとても興味深いものでした。未来志向で更なる進化、拡大を考えていらっしゃるところはまさしく夢が育っていくようでワクワクしました。(ユメソダテ)
- むすびえの活動は子ども食堂を通じて地域に温かいつながりを生み出し、子どもたちだけでなく、地域の大人も支えていて素晴らしいです。(むすびえ)
- 様々な事情を抱える山谷に暮らす人々のために、人生をかけて尽力されている方々の活動を垣間見る機会を頂き、自分の知らない世界がまだまだたくさんあることを実感しました。(山友会)
- 社会的にも人道的にも大変有意義で大切な活動をされていると感じました。
行政、背後の国際政治の問題もあろうかと思いますが、それでも今現実の中で大変な生活を余儀なくされている方々のサポートを使命感をもって活動されている姿に心から敬服いたします。(アルぺなんみんセンター) - 「従業員の自立のために、会社も収益を上げて自立する」というお話があり、特例子会社の在り方、障がい者雇用、社会参加の在り方を考える上で大変参考になりました。(リンクライン)
- 飯館村の再生に努力されている熱い思いがとてもよく伝わってきました。ですが、なかなかその道は険しいものであることも実感しました。震災から14年が経っているにも関わらず、除染が遅々として進んでいないことにも衝撃を受けました。(ふくしま再生の会)
- 社会貢献とビジネスの両立という簡単ではないことを、軽々と楽しそうに行っている様子を見て、いい意味での世代差を感じた。難民の雇用と共生には法的・文化的・経済負担的などの面から難しさがあるが、「まずはやってみよう!出会った人との中でやってみよう!」というのは、何もやらないよりずっといい!応援したくなった。(ピープルポート)
- 皆さんがイキイキと地元の魅力を発見し、あるいは創り、発信するための工夫をされている点が素晴らしいと感じた。
また、行政のサポートもしっかりしていて、Win-Winの関係性が成立していることを感じた。(笠間の魅力発信隊) - 障がい者とその親御さんの視点に立って活動されていることがとてもよく伝わってきました。
就労支援だけではなく、就職後のフォローの仕組みづくりが素晴らしいと思いました。(ショコラボ)





