シラバス

ゼミナール

科目名 Liberal Artsゼミ1(秋学期・冬学期)~判ること、知ることの感動~
講師名 早稲田大学名誉教授
橋本周司
学期 秋学期、冬学期
曜日 土曜日
時間 14時45分~16時15分
日程 秋学期:10月1日、10月8日、10月22日、10月29日、11月12日、11月19日、11月26日、12月3日(補講日)
冬学期:1月7日、1月14日、1月21日、2月4日、2月18日、2月25日、3月4日、3月11日(補講日)

講義概要

(秋学期)
本ゼミナールの秋学期では、それぞれのゼミ生の関心のあるテーマについて、担当講師とゼミ生およびゼミ生同士で議論することにより考えを深め、各ゼミ生の研究テーマを決定します。テーマの選定に当たっては、各ゼミ生の修了後のプランも勘案しながら、個別に具体化していきます。物事に対する様々な視点を見出しテーマに合った探求の方法論を模索するために、毎回、各自の研究進捗を報告してもらい、全体での討議を行います。秋学期では中間まとめの論文を最終的な成果物として執筆していただき発表会を行います。担当講師の専門は理系ですが、どのような分野であっても知ることの楽しさと意義は変わりませんし、基本的な研究プロセスは共通していますので、テーマを制限せず広く受講生を募集します。

(冬学期)
本ゼミナールの冬学期では、秋学期に取り組んだ各ゼミ生のテーマについて、さらに研究を深めるととともに、全員が互いのテーマの興味深い点を共有し、自分の研究課題に結び付けて最終論文を完成させます。毎回、各自の研究進捗と次回までの計画を報告してもらい、全体での討議を行います。最終回で予定する研究発表会は、可能ならば学内外に広報して公開で行いたいと考えております。各回で少し時間をとって、ゼミ生の報告に関連して講師が考えたこと思ったことをお話します。

受講を通して得られるもの

(秋学期・冬学期)
秋学期と冬学期のゼミナールを通して、
自分と他人の様々な知識・経験を融合して新しい境地を開拓できます。
研究を行うための基本を身につけます。
面白く有益な研究テーマを見つけるための視点を養成します。
研究、勉強を続けるためのコツを習得し、「味をしめる」経験をします。
そして、判ること、知ることの感動をもう一度体験します。

講師紹介

橋本周司の画像
橋本周司
早稲田大学名誉教授

早稲田大学名誉教授。早稲田大学大学院理工学研究科後期課程修了(1977年、工学博士)。東邦大学理学部講師。同助教授を経て、早稲田大学理工学部応用物理学科助教授(1991年)、同教授(1993年)、2018年定年退職。この間、早稲田大学ヒューマノイド研究所長、理工学術院長、副総長・常任理事を務める。現在、電子情報通信学会フェロー、日本VR学会フェロー、日本顔学会副会長、XELA Robotics CEO、ガンダム・グローバルチャレンジ リーダーズ。イタリア共和国功労勲章(2019年)。主な著書:複雑系叢書第4巻、岩波講座マルチメディア情報学第1巻、人間型ロボットのはなし、仮想音楽空間など。