専門科目群/Communication(コミュニケーション)領域
科目名 | 表現手法 (プレゼンテーション)~プレゼンは対話。「動かす」「刺さる」伝え方へのショートカットを知ろう~ |
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講師名 | 株式会社メディアジーン 編集部門執行役員 遠藤祐子 |
学期 | 冬学期 |
曜日 | 木曜日 |
時間 | 14時45分~16時15分 |
日程 | 1月12日、1月19日、1月26日、2月9日、2月16日、3月2日、3月9日、3月16日(補講日) |
講義概要
大勢の前でのスピーチから、上司やチームを説得するための社内会議まで。ビジネスパーソンであれば、避けては通れないのがプレゼンテーションです。プレゼンを制する者=人を動かせる人だとすれば、このスキルを伸ばすことで得られるメリットは大きいはず。
ビジネスパーソン向けのオンラインメディア「ライフハッカー」の編集長が、ライフハックとして役立つ、プレゼンテーションのヒントをワークショップも交えてお伝えします。
受講を通して得られるもの
記憶に残るプレゼンテーションとは?
説得力のあるストーリーを「エディトリアルシンキング」で作る方法
「プレゼンテーション=対話」を楽しむスキルとマインドセット
対話的プレゼンテーションへの理解
コンセプトメイキングやコピーライティングのヒント
受講の際の注意事項
受講前に必要となる知識・準備 | 不要 |
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グループワーク | あり |
課題 | あり(授業中にお願いする場合があります) |
各回の講義予定
回 | テーマ | |
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概要 | ||
1回 | テーマ:プレゼンは対話。「動かす」「刺さる」伝え方へのショートカットを考える | 講師:遠藤祐子、ゲスト講師:横石崇氏 |
当講座では、これからのプレゼンテーションにとって必要なもの=対話力であると考えます。論理性、見やすい資料、完結な言葉など、プレゼンテーションの鉄則は数あれど、今求められているのは、共感を生む「対話的プレゼンテーション」ではないでしょうか。講座初回ではプレゼンテーションに必要な要素の確認を行い、今、求められるプレゼンスキル(対話性、共感)について紹介します。 この後に続くオムニバス講義では、「編集思考」、「ストーリーの力」や、「話し手の『聞く姿勢』」など、対話的プレゼンテーションのエッセンスをゲストのプレゼンテーションに探ります。 初回ゲストは、国内最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」代表で、『自己紹介2.0』著者の横石崇さんです。 | ||
2回 | テーマ: 新規事業のサイエンス。ステークホルダーを動かすプレゼンテーションの技術 | 講師:遠藤祐子、ゲスト講師:井上一鷹氏 |
この回のゲストは、コンサルティングファームを経て、メーカーで新規事業開発を手掛けた後、新規事業を創出するベンチャー企業でキャリアを重ねている井上一鷹さん。近著に『異能の掛け算ー新規事業のサイエンス』があります。圧倒的な他者とのコラボレーションを経て、数々の新規事業開発を手掛けてきた井上さんの「伝える技術」とは。 | ||
3回 | テーマ:ゼブラ企業ってなんですか? 新しい価値観を人に伝える | 講師:遠藤祐子、ゲスト講師:阿座上陽平氏 |
社会課題解決と持続的な経営を可能にする「ゼブラ経営」の社会実装を目指す企業株式会社Zebras & Companyの創業メンバー、阿座上陽平さんをゲストに迎えます。メーカーでのマーケティングとクリエイティブディレクション、プロジェクトマネジメントやビジョン・ミッション策定を手がけた後に、社会にインパクトを与えるこの事業を立ち上げました。耳慣れない新しい概念をステークホルダーに伝えるためのヒント、社会を動かすプレゼンテーションとは。 | ||
4回 | テーマ:「人」を扱う起業家の伝え方、考え方 | 講師:遠藤祐子、ゲスト講師:田中美和氏 |
フリーランスと大企業のマッチングや人材紹介などを手掛ける「Waris」の共同経営者である田中美和さんがゲスト。100年時代のいま、キャリアをどう考えるべきか。学び直しと新しい働き方、そして「自分」を企業に伝えるには……。コンペでの受賞歴もあり、企業へのプレゼンテーションの機会も多い田中さんの「人を動かす技術」。 | ||
5回 | テーマ:妄想からはじまる新しい社会とは。未来をつくるプレゼンテーション | 講師:遠藤祐子、ゲスト講師:小林弘人氏 |
インターネット後の社会を予見し、数々の新しいメディアで時代を切り拓いてきた小林弘人さんがゲスト。株式会社インフォバーン会長・CVO小林さんが、まだ見ぬ未来を人に伝え、人を動かすとき、どのように物事を伝えるのでしょう。社会にインパクトを与えるプロジェクトを創出するアイディアの伝え方を同氏のプレゼンテーションに学びます。 | ||
6回 | テーマ:「ブランド」の作り方、届け方。D2C起業家の「届ける技術」 | 講師:遠藤祐子、ゲスト講師:山下貴嗣氏 |
コンサルティングファームでのキャリアを経て、チョコレートを豆から製造する「Bean to Bar」のブランド「Minimal」を立ち上げた山下貴嗣さんを迎えます。多彩なブランド、商品がしのぎを削るD2Cの領域で、世に新しい価値を提供し、顧客を満足させる魅力的なブランドとしてその地位を確立している「Minimal」。「高価なのに売れるチョコレート」の秘密、そして山下さんが考える「伝えるための努力」とは。 | ||
7回 | テーマ:プレゼンスキル=対話力。自分の「イシュー」を発表する | 講師:遠藤祐子、ゲスト講師:横石崇氏 |
最終回では、第一回目のゲスト、&co.代表 横石崇さんとともに、簡易なプレゼンテーションのワークを実践。実際に受講者それぞれが発表を行っていただき、当講座を締めくくります。対話的なプレゼンテーションを実践することで、共感をつくり相手を動かすプレゼンテーション(コミュニケーション)の技術を身につけます。 |
講師紹介
- 遠藤祐子
- 株式会社メディアジーン 執行役員 編集部門長、 Lifehacker Japan, MASHING UP 編集長
女性誌を中心にフリーランス編集者として雑誌制作に携わった後、2005年に株式会社カフェグローブ・ドット・コムに入社。2009年よりcafeglobe編集長。2014年2月よりMYLOHAS編集長に。2012年8月より株式会社メディアジーンにおいて、cafeglobe編集長、MYLOHAS編集長を経、2015年7月女性メディア統括プロデューサーに。2015年11月より株式会社メディアジーン編集部門執行役員。2018年よりダイバーシティ視点から社会課題を考えるカンファレンス「MASHING UP」を主催。のち同名のオンラインメディアを設立し2019年より編集長として同プロジェクトをリード。2021年2月よりLifehacker [日本版]編集長 を兼任、両メディアを通じ情報発信を行う。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。同大大学院デザイン科修了。