専門科目群/Communication(コミュニケーション)領域
科目名 | シニアマーケティング・若者学 |
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講師名 | 電通シニアプロジェクト代表 斉藤 徹 (シニアマーケティング担当) 電通若者研究所(ワカモン)所属 小島 雄一郎 (若者学担当) |
学期 | 夏学期 |
曜日 | 火曜日 |
時間 | 13時~14時30分 |
日程 | 7/5、7/12、7/26、8/2、8/23、8/30、9/6、9/13(補講) |
講義概要
本講義では人生100年時代の後半に活動していくにあたり、日本の超高齢社会の置かれた社会的状況を課題やポテンシャルとともに把握することを目的とします。
「シニアマーケティング」ではシニアマーケティングの第一人者である講師から、シニアに関する概況を課題・可能性の示唆とともに学習し、同時にシニアマーケットにおけるビジネスの事例も学ぶことで、卒業後の活動に通ずる実践的な知見を獲得します。
「若者学」ではシニアという世代を相対的に捉えるために、他世代の代表格である若者に焦点を当て異なる世代に関する理解を深めます。具体的には若者世代ならでは新しい嗜好や文化を扱います。この学習によって他世代に対する理解を深めることで効果的な発信の手がかりを見出すと同時に、異世代間の交流を促進します。
受講を通して得られるもの
超高齢社会の社会的状況・課題把握
中高年・高齢期のライフステージ変化
シニアビジネスの事例
他世代への理解
若者の嗜好・文化の把握
各回の講義予定
回 | テーマ | |
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概要 | ||
第1回 | テーマ:超高齢社会日本の概要 | 講師:斉藤 徹 |
超高齢化が進む日本社会でどのような変化が起きているのか、またそこにどのような課題が生じているのか概論として捉えます。 | ||
第2回 | テーマ:中年高齢期のライフステージ変化 | 講師:斉藤 徹 |
中年高齢期におけるライフステージ変化とそれに伴う心理変容、社会との関わり変化などについて理解を深めます。 | ||
第3回 | テーマ:高齢者向けの商品・コミュニケーション | 講師:斉藤 徹 |
高齢社会が進む中で広がるさまざまな高齢者向けの商品などの事例を広告表現なども交えながら説明いたします。 | ||
第4回 | テーマ:超高齢社会の課題解決とエイジテック | 講師:斉藤 徹 |
高齢化が進む中で増加するさまざまな社会課題とそれを解決するための新たなイノベーティブな商品サービスの動向についてお話します。 | ||
第5回 | テーマ:これからの高齢社会で必要なこと | 講師:斉藤 徹 |
過去4回の講義を通じて学んだ超高齢社会の状況を踏まえて、今後わたしたちがどのような対応を図るべきかについて、皆でディスカッションを行います。 | ||
第6回 | テーマ:Z世代の成長背景と価値観の変遷 | 講師:小島 雄一郎 |
なぜZ世代と呼ばれる「最近の若者」は、あんな発言、こんな行動をするのか? 若者研究の過程で聞こえてきたZ世代の具体的な発言・行動を、その成長背景から、紐解きます。 | ||
第7回 | テーマ:社会とZ世代の付き合い方 | 講師:小島 雄一郎 |
Z世代に好かれるコミュニケーション、嫌われるコミュニケーションとはなにか?企業プロモーションやSNSなどの事象を題材に、社会と若者の付き合い方について考えます。 |
講師紹介
- 斉藤 徹
- 株式会社電通 シニアラボ 研究主幹
1958年生まれ。専門は超高齢社会、未来予測。西武百貨店、流通産業研究所(セゾン総合研究所)パルコを経て(株)電通、電通シニアラボ研究主幹。社会福祉士。著書に『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(翔泳社)『ショッピングモールの社会史』(彩流社)『超高齢社会マーケティング』(ダイヤモンド社)『吉祥寺が「いま一番住みたい街」になった理由』(ぶんしん出版)『発達科学入門』(共著・東大出版会)など。
- 小島 雄一郎
- 株式会社電通若者研究部
立教大学法学部卒業、2007年 電通入社。若者向けのプロモーション立案やPRを担当する一方で、大学生を対象にした事業を立ち上げ、2014年度のグッドデザイン賞ビジネスモデル部門を受賞。その他の受賞歴としてアメリカのOne Show、ドイツのRed dotデザイン賞、キッズデザイン賞、販促会議賞など。著書に「広告のやりかたで就活をやってみた」「なぜ君たちは就活になると、みんなおなじようなことばかりしゃべりだすのか」など。日経COMEMOのキーオピニオンリーダーとしても執筆中。