うだるような暑さが続く中、7月15日（土）に早稲田キャンパスにてLRCサポーターであるいとうまい子さんの講演会を開催しました。 いとうさんが大学での学び直しを思い立つに至ったきっかけに始まり、学部から修士課程、博士後期課程への進学、そして現在に至るまでの過程や研究テーマ、実際の研究活動等にいてお話しいただきました。

一見すると終始恵まれた環境にいるかの様に見えてしまいますが、久しぶりの勉強への戸惑いや自身を取り巻く環境の変化等、決して順風満帆だった訳ではないこと。人との出会いに感謝し、地道な知識の習得と努力を重ねた結果として訪れたチャンスを、 恐れることなく積極的に掴んだからこそ今があること。

終始穏やかな語り口調ではあるものの、12年という長きに渡って学びと研究活動を継続しているいとうさんの「チャレンジ精神」と「芯の強さ」を感じずにはいられない内容でした。講演の最後に、いとうさんからLRC受講生およびアルムナイ会員の皆様へのメッセージをいただきました。
・常に自分自身をアップデートし続ける事で、想像もしていなかった未来を経験。
・学べば学ぶほど無知を思い知るからこそ尚、学び続けることができる。
・自身も未だ学びの途中であり、その学びの成果を世の中の様々な場所や人に還元していきたい。

そう力強く語られた言葉は、これまでの人生で多くを学び、そして経験されてきたLRC受講生、アルムナイ会員の皆様にとっての大きな励みとなったはずです。 そして、人生を再設計する上で重要な糧となる「学びの継続」の意義を、再認識できたのではないでしょうか。
質疑応答を経て、最後はいとうまい子さんを囲んでの記念撮影。
夏の暑さに負けない熱気が講演後の会場を満たしていました。みなさん、いい笑顔です！