専門科目群/Communication(コミュニケーション)領域
科目名 | 自己表現のための現代メディア ~SNS(ヒトメディア)を学び、実践で使えるようにする~ |
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講師名 | 株式会社CARTA MARKETING FIRM 平賀大地 |
学期 | 秋学期 |
曜日 | 木曜日 |
時間 | 13時~14時30分 |
日程 | 10月5日、10月12日、10月26日、11月2日、11月16日、11月30日、12月7日 (補講日:12月14日) |
講義概要
本講義では現代メディアを、SNSでありヒトメディアと定義する。従来メディアはマスメディアのように組織から情報発信する一方通行型のメディア。インターネットやスマートフォンが登場し、個人が発信したり、共感してリアクション出来るようになったことで組織を介さない双方向型のSNS(ヒトメディア)が普及した。現代はSNS(ヒトメディア)を通じて個人が発信できる時代。全国の、全世界の人達と気軽に交流が出来る時代。人々のコミュニケーションのツールは日々多様化・デジタル化してきており、メディアのあり方は日進月歩的に進化しています。現代ならではの様々な角度・方法によってメディアにおける情報発信をしている講師から、現代の多様な発信方法について重要なエッセンスや具体的な発信方法について学びます。個別のSNS(ヒトメディア)やWebサイトについても適宜講義内で取り上げ、それぞれの特性についても理解を深めることで、個々人による知識・スキルの習得を目指します。SNSのプロであるインフルエンサーとして活躍する方にも登場して頂き、生の成功談、失敗談も話して頂く予定です。さらに、人生100年時代における社会の活性化・個人の生活充実のために現代メディアの使い方、あるべき姿について理解促進するべく、受講生同士のグループワークも実施していきます。
本講義ではSNS(ヒトメディア)を通じて社会に対して発信を行い、今後の人生をより豊かにして行くことをテーマに現代メディアについて学び、頭で理解するだけでなく、実際のSNSに触れ体験してみることも目標とします。
受講を通して得られるもの
昨今の現代メディアの種類とその特徴の俯瞰整理
今後のデジタルメディアの多様化に対する理解
上記を踏まえた、実践で使える情報発信スキルやノウハウの習得
受講の際の注意事項
受講前に必要となる知識・準備 | 必要(発信してみたいテーマやアイデアを可能な範囲で考えてきてください。初回の講義でグループで話し合っていただきます。) |
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グループワーク | あり |
課題 | あり(授業中に指示する) |
その他 | 実践形式のためパソコンやスマートフォンなどの端末を持参ください。 |
各回の講義予定
回 | テーマ |
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概要 | |
1 | テーマ:じぶんが発信したいテーマを考えてみよう |
・各自が発信してみたいテーマについてグループ内での発表を交えながら考えてみる ・テーマは趣味・生活・暮らしに根差したものや人生・過去のキャリアにおいての成功体験など自由 ・最終回の講義にてSNSをどう活用するかを発表してもらうため、発信したい内容のイメージを膨らませる ・SNS(ヒトメディア)の変遷と歴史を学ぶ ・主要5大SNSについて学ぶ(第1部) | |
2 | テーマ: 現代メディア概論を学ぶ ~SNS(ヒトメディア)の概要を理解することから始まる~ |
・主要5大SNSについて学ぶ(第2部) ・現代の象徴的な事象紹介 ~ディズニーランドがSNSに弄ばれる~ ・流行のコンテンツやニュースでSNS(ヒトメディア)を分析する ~chatGPTが映すもの/なぜmixiが今流行っているのか~ ・SNSでの投稿をみたことがきっかけで 行動に移したコトがあれば、そのことについてグループで紹介し、話し合う | |
3 | テーマ:SNS(ヒトメディア)の仕組みを学ぶ ~生態系と習性を知る~ |
・現代メディアに生息する生態系を知る ~法則を超えてゆく生態系と習性~ ・現代メディアの視聴時間変化について知る(新聞/TV/ネット長尺動画/ネット短尺動画) ・現代動画プラットフォームがもたらした革命、長尺から短尺へ ~消費者を2秒で射止める親指マーケティング~ ・動画投稿ノウハウを学ぶ(アカウント開設から投稿までのプロセスを実践してみる/投稿は任意) ★第7回講義「テーマ: 総括 現代メディアを通じてこれからを考える」で発表する個人課題に関するオリエンテーションの実施 | |
4 | テーマ:1人でも多くの人に共感されるために、発信する情報を考える ~とりあえず生ビール、の時代から変化した現代~ |
・最初に頼む飲み物が全員ビールの時代と、そうでない時代を知る ~同調理論について学ぶ。人の成長年代がどの時期に同調しているかによって、人の価値観や思考、行動が大きく異なってきている~ ・バズが起きるコンテンツ、バズが起きる経路について学ぶ ・バズが起きた時に見るべき振り返り方法を知る ~視聴者と共感人数の違い~ ・SNSフィード投稿を実際に行う(アカウント開設から投稿までのプロセスを実践してみる/投稿は任意) | |
5 | テーマ:現代メディアの視聴者であるフォロワーについて |
・現代メディアの視聴者であるフォロワーの特性を学ぶ ・現代メディアにおける論理綱領を学ぶ ・自身のフォロワーが誰かを知る ~友人であり、身近な仕事関係者でもある~ ・フォロワーを増やすには?フォロワーを増やす目的について学ぶ ・フォロワーの人とうまく交流するには? | |
6 | テーマ:現代メディアにおいて熱量高いファンがなにを生み出すか |
・お金をかけずとも個人が目立てる時代について知る ~鉄道ファンコミュニティで起きていること~ ・フォロワーやファンコミュニティを持つことがどんな価値をもたらすかを知る ~Web3.0の技術によりファンの熱量が可視化される~ ・ヒト/モノ/カネ/情報に加えて、時間/知的財産を学ぶ ・現代メディアにて生まれたタイパやミニマリストの背景を知る | |
7 | テーマ:総括 現代メディアを通じてこれからを考える |
受講生数名に「現代メディアをどう活用するか」について発表してもらい、本講義の総括を行う ★課題詳細は第3回の講義にて周知します |
講師紹介
- 平賀大地
- 株式会社CARTA MARKETING FIRM(電通グループ) プロダクト事業局 局次長 ・SNS統括
2007年 早稲田大学卒業
2009年 株式会社KAIKETSU創業
主にTwitter、Instagram、Youtube、TikTokなどのソーシャルメディアやインフルエンサーマーケティングを手掛ける
2022年 電通グループに、株式会社KAIKETSUを完全売却し、電通グループ入りとなる
2023年 新会社「株式会社CARTA MARKETING FIRM」のSNS責任者として、電通と協業しながらSNS日本代表構想を実現するべく実行中
<主な歴任>
・インフルエンサー協会立ち上げメンバー
・東京ガールズコレクションSNS実行メンバー
・早稲田大学 ベンチャー稲門会 第1期事務局/法人担当 など