修了生レポート

佐藤みふゆ

活動タイトル
「これからの人生の目標発見」

 夫が海外転勤族だった私は、人生経験の引き出しは多いものの、日本でのキャリアが無く、子育て後の生き方を模索していました。そんな時に目に飛び込んで来た「人生100年時代の大学、遅すぎる学びはない。」というキャッチフレーズ。「探している答えがここで見つかるかも!」と、LRCに出願しました。

 1年間の多岐にわたるジャンルの学びを経て、残りの人生を「子育てと教育の支援」に使おうと心が定まりました。「大人が輝けば子どもが輝く。子どもが輝けば社会と未来が輝く。」という図式が成り立つと思ったからです。自身の子育てを振り返ると、赤ちゃんを抱えたママが一番大変ではないかと思い、新米ママが赤ちゃん連れで集えるサロンを創ろうと思いました。そのためには資金が必要なので、3月の修了式後、すぐに就職活動をして、4月から公立小学校内の放課後子ども教室に勤務することになりました。子ども達の学びのサポート、見守り、工作、校庭遊び、話し相手などをしながら、子ども達から多くの事を学ぶ日々です。子ども達には「評価と関係ない憩いの場」を、お母さん達には「安心して子どもを預けられる場」を提供することで、社会貢献をしている実感もあります。

 近々、ベビーマッサージの資格を取ることにしました。これは当初の目的の「新米ママが赤ちゃん連れで集えるサロン」を創るための第一歩です。そして、自宅にサロンとして使えるスペースをつくるために終活を兼ねて断捨離をしていこうと考えています。

 少子化に加えて情報も氾濫し、習い事や塾通いで忙しい子ども達。「教育虐待」という言葉も出現している今、「EQとIQのバランスの良い子」「自分の人生を自分の力でイキイキと生きていける子」を増やすべく、経験豊富なLRCの仲間達の知恵も拝借しながら進んで行きたいと考えています。