2月17日（土）17時より、難病である筋ジストロフィーと闘いながら、社会活動家、会社員、主婦そして母として活動する小澤綾子様をお招きし、「今、この時を生きる」と題して講演いただきました。

小澤さんは筋ジストロフィーと闘い、車椅子に乗りながら、外資系IT企業に勤務されています。
幼い頃は、段々転びやすくなるなど、周囲と異なる自分に戸惑い、悩み続けたそうです。
その原因が難病である筋ジストロフィーとわかった事で、ようやく全ての事が腑に落ちて、気持ちが楽になったと語る小澤さん。

そこからは自身の病気の体験を元にした講演活動やテレビ出演、メディア取材をこなすなど精力的に活動。
最近では、障がい当事者による、当事者のためのビジネススクールを立ち上げ、障がい者のキャリアアップを支援されています。

そしてある人との出会いから、小澤さんの活動にとって「歌」は欠かせないものとなったそうです。
講演会でもホールに響き渡る、力強い歌声を披露してくださいました。
自分が出来ない事、手伝ってくれたら嬉しい事をありのままに話してくださいました。
明るい笑顔、気持ちのこもった言葉、驚くほど力強い歌声。
参加した受講生それぞれが障がいについて考え、自分自身ができる社会貢献について考える機会となりました。

参加した受講生の声

• 人間力の強さ、明るさ、強い思いが時にユーモアを交えながらのお話で、胸に深く刺さりました。
  歌も素敵で、本当に力強く「今を生きる」を表現されていたと思います。
• 小澤さんのお話を聴いて、自分には、まだまだやれることがあるなと思いました。
• 自分たちが何ができるのか、そして何をすべきかということを、真剣に考えるきっかけを頂きました。
  100 万通りの方法があるという言葉に、はっとしました。
  
  ※この講演はLRC受講生が発案し、有志が協力して開催した課外活動です。
  メールアドレス等の個人情報保護の観点からLRC事務局が協力いたしました

開催日	2024年2月17日（土）
開催時間	17時～18時30分
会場	早稲田大学日本橋キャンパス