LRCⅡシラバス

専門科目群/Communication(コミュニケーション)領域

科目名 表現手法 (プレゼンテーション)~プレゼンはプレゼント。相手を「その気にさせる」ためにできるすべてを〜

講師名 株式会社電通 クリエーティブディレクター/コミュニケーションプランナー 中川賢太 
学期 冬学期
曜日 木曜日
時間 14時50分~16時20分
日程 1月9日, 1月16日, 1月23日, 2月6日, 2月13日, 2月20日, 2月27日
(補講日:3月6日)

講義概要

 大勢の前でのスピーチから、キーマンやチームを説得するための会議や授業での発表まで。
 ビジネスシーンだけでなく、社会生活においても、人に伝えるため避けては通れないのがプレゼンテーション。それなのに、プレゼンテーションのスキルをしっかりと学ぶ機会はそう多くはありません。
 この講座では、プレゼンとは何か、良いプレゼンとはどうあるべきかを考えつくし、ただの発表に終わらないプレゼンのノウハウを、コミュニケーション最前線で日々プレゼンに勤しむ電通クリエーティブ・ディレクターから体系的に学ぶことを目指します。

受講を通して得られるもの

「良いプレゼンテーション」とは何かへの理解
「良いプレゼンテーション」を叶えるための思考整理法
「良いプレゼンテーション」を叶えるためのコンセプトメイキング・コピーライティング
「良いプレゼンテーション」を叶えるためのデザイン
「良いプレゼンテーション」を叶えるための話術

受講の際の注意事項

受講前に必要となる知識・準備 不要
グループワーク なし
課題 あり(授業中に指示します)
その他 プレゼンテーションの授業なので、課題を通じて、実際に受講者の皆さんにプレゼンをしてもらう場を早い段階から設けていきます。
最後の2回は各自の最終論文サマリープレゼンを行なってもらう想定です。

各回の講義予定

テーマ
概要
第1回テーマ:「良いプレゼン」とは何か
 相手に自分のアイデアや意見を伝えるプレゼンテーション=プレゼン。様々な場におけるプレゼンの中でも、「良いプレゼン」とは何かを考え、理解することで、本講座におけるゴール地点を定めます。
第2回テーマ:「良いプレゼン」を叶えるための思考整理
 「良いプレゼン」を行うためには、自分自身が伝えるべきことを理解し、相手に対して正しく伝えることが必要です。この回では、まずは「良いプレゼン」を作り上げる準備段階となる、思考整理・論理構成を学びます。
第3回テーマ:「良いプレゼン」を叶えるためのコピーライティング
 「良いプレゼン」を行うための思考整理が行われたならば、次にそれらを相手に伝わりやすいような言葉・文章を作り上げることが必要です。この回では、書類でも手紙でもない、プレゼンにおいて選ぶべき言葉づくり=コピーライティングを学びます。
第4回テーマ:「良いプレゼン」を叶えるためのデザイン
 「良いプレゼン」を行うためには、自分のアイデアを正しく、魅力的に伝えるプレゼン資料を用意することが必要です。この回では、特別なPCスキルがなくても取り入れることのできるデザインノウハウを学びます。
第5回テーマ:「良いプレゼン」を叶えるための話術
 「良いプレゼン」を行うためには、自分のアイデアを正しく、魅力的に伝える話術が必要です。この回では、同じアイデア、同じプレゼン資料であっても、相手にとってより魅力的に感じるような話し方を学びます。
第6回テーマ:「良いプレゼン」実践前編
 ここまでに学んだスキルを使って、実際にプレゼンを行ってもらいます。前編では思考整理〜プレゼン資料作りまでを行います。
第7回テーマ:「良いプレゼン」:実践後編
 ここまでに学んだスキルを使って、実際にプレゼンを行ってもらいます。後編では、一部の方のプレゼン実施とフィードバックを行います。

講師紹介

中川賢太 の画像
中川賢太 
株式会社電通 クリエーティブディレクター/コミュニケーションプランナー

1982年ドイツ生まれ。板橋育ち。一橋大学商学部商学科卒。
2005年電通入社 
第9回テレビチャンピオンラーメン王選手権出場。東京マラソン7度出場。ベスト3時間29分。
受賞歴:
カンヌ広告祭ゴールド/SpikesAsiaゴールド/ACCブロンズ/CCN賞/TCC新人賞/広告電通賞/フジサンケイ広告大賞/日本マーケティング大賞/消費者のためになった広告コンクール/GoodDesign賞/WebbyAward/FWA/突破クリエーティブアワード/Effie賞など
主な仕事:  
トヨタ自動車「AQUA」「PHV」「C-HR」「CROWN」「WISH」「AKB48 Team 8プロジェクト」
ファイントゥデイ「SEA BREEZE」「uno」「専科」「TSUBAKI」
資生堂「d program」
Twitter Japan「ブランディング」
キヤノン「1DX Mark Ⅱ」「DSLRウェブムービー」
日本マイクロソフト「Surface SPARK MOVIE」