専門科目群/Communication(コミュニケーション)領域
科目名 | Communication Workshop~プロと企画する!超実践ワークショップ~ (春学期:学習ターム) (夏学期:実践ターム) |
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講師名 | 赤木 洋((株)ポーズコレクション代表取締役 、(社団法人)アートアーカイブアソシエーション理事) |
年度 | 2025年 |
学期 | 春学期、夏学期 |
曜日 | 金曜日 |
時間 | 14時50分~16時20分 |
日程 | (春学期) 4月25日、5月9日、5月16日、5月23日、6月6日、6月13日、6月20日 (補講日:6月27日) (夏学期) 7月11日、7月18日、8月1日、8月22日、8月29日、9月5日、9月12日 (補講日:9月19日) |
講義概要
(春学期)
様々なビジネスのプロと一緒に学びます。また共に学ぶ「仲間」と一緒に、設定された課題に対しての企画立案、提案書作成を行い、リアルな顧客(企業や自治体を想定しております)にプレゼンテーションを行うワークショップです。
(提案が採用された場合、実施についてもご一緒いただくケースがございます)
(夏学期)
春学期で学んだことを春学期で作った仲間と共に、設定された課題に対する企画立案、提案書作成をグループで行なっていただきます。企画を企画書にする作業の中では実際にAIを使って作る実践なども行います。できた企画書に沿ってどのようにプレゼンーションしたらいいのか?伝える技術を学びます。最終的にはリアルな顧客(企業や自治体を想定しております)にプレゼンテーションを予定しています。その提案が採用された場合、実施についてもご一緒いただくケースがございます。
受講を通して得られるもの
(春学期)
・マーケティングスキル
・生成AIを企画書などで活用スキル
・発想法などのアイディえーションスキル
・これまで培ってきた知識やスキルを新たなビジネスに活用するスキル
・チームビルディングスキル
(夏学期)
・課題の抽出から、実際に課題解決のための企画立案のスキル
・企画内容を他人に説明するための企画書という形にするスキル
・ビジネス企画書や企画のタイトルなどを作る際にAIを活用するスキル
・企画書を人に伝えるためのプレゼンテーションスキル
受講の際の注意事項
受講前に必要となる知識・準備 | 不要 |
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グループワーク | あり |
課題 | あり(授業中に指示する) |
その他 | 紹介動画: Youtube動画 |
各回の講義予定
回 | テーマ | |
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概要 | ||
第1回 | テーマ:オリエンテーション、自己紹介 | 講師:赤木 洋 |
参加のメンバーアイスブレイク、自己紹介、今回のワークショップのロードマップ提示 | ||
第2回 | テーマ:経験・スキル、やりたいことの棚卸し | 講師:赤木 洋 |
個々人でこれまでの経験やスキル、やりたいことを棚卸ししメンバーで共有 | ||
第3回 | テーマ:マーケティング講座 | 講師:中川 健 |
調査や世の中のトレンドなど客観的視点で様々な分析を行いストーリーを作る | ||
第4回 | テーマ:実戦に役立つAI | 講師:福田 宏幸 |
実際に生成AIをどのように自分の企画提案に活かすのかの実践を行う | ||
第5回 | テーマ:アイディエーション | 講師:阿部 光史 |
そもそも、アイデアを考える、発想の仕方をクリエータから学ぶ | ||
第6回 | テーマ:ビジネス最前線 | 講師:赤木 洋、金井 毅、菊地 哲哉 |
社会課題や時代背景から見えてくる課題の捉え方を学ぶ | ||
第7回 | テーマ:オリエンテーション | 講師:赤木 洋、金井 毅、菊地 哲哉 |
夏学期に向けての課題説明のオリエンテーション | ||
第8回 | テーマ:グループワークショップ | 講師:赤木 洋 |
企画書を作るための実践的AI講座 | ||
第9回 | テーマ:グループワークショップ(企画書作成) | 講師:赤木 洋 |
課題に対する企画書制作 | ||
第10回 | テーマ:グループワークショップ(企画書修正) | 講師:赤木 洋 |
課題に対する企画書制作 | ||
第11回 | テーマ:プレゼンテーションについて | 講師:小川 修功 |
企画を伝えるためのプレゼンテーション講座 | ||
第12回 | テーマ:プレゼンテーション準備 | 講師:赤木 洋 |
プレゼンテーションリハーサル | ||
第13回 | テーマ:最終プレゼンテーション | 講師:赤木 洋 |
これまでの成果をチームごとにプレゼンテーション | ||
第14回 | テーマ:講評会 | 講師:赤木 洋 |
プレゼンテーションのフィードバック、評価 |
講師紹介

- 赤木 洋
- (株)ポーズコレクション代表取締役 、(社団法人)アートアーカイブアソシエーション理事
広告代理店に25年勤務し、営業、クリエーティブ、コンサルティング、イベント、プロモーションのセクションで一通り広告代理店業務の経験を積み2021年に独立。これらの経験を通じて現在は、広告・広報コミュニケーション戦略、ブランド戦略などの戦略コンサルティングや、コピーライティング、CMプランニング、クリエーティブディレクションなどのクリエーティブ、さらに事業企画、イベント企画、番組企画、展覧会企画、本の企画など様々な企画立案と実施を行っている。

- 中川 健
- ストラテジー・プランナー
1993年電通入社。マーケティング局、メディア・マーケティング局等で、様々なクライアントのマーケティング戦略の立案を担当。担当した企業の業種はIT、通信、自動車、食品、流通、ファッションなど。2010年より海外部門に異動し、米国ニューヨーク勤務を経て、帰国後はデータ・テクノロジーセンターでデータベースマネジメントや、様々なクライアント企業の保有するマーケティング・データの分析を担当。2021年より独立してフリーのプランナーとして活動。
著書(共著)に『デジタルで変わるマーケティング基礎』(宣伝会議 2016)がある。
早稲田大学第一文学部社会学専修 卒業
マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院修了 MBA取得

- 福田 宏幸
- データサイエンティスト/コピーライター
2000年(株)電通入社。制作部門でコピーライターとして、ロッテ「フィッツ」や、ソフトバンク「白戸家シリーズ」等、数々のヒット広告の制作に携わる。その後、データ・AIに興味を持ち、データサイエンティスト/エンジニアに社内転身。AI領域の社内横断組織「AI MIRAI」を発足させ、AIコピーライター「AICO」等、3年で50以上の新規プロジェクトを創出。2020年、独立起業し、株式会社ちゃんフク設立。
※電通在籍中に、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカル情報生命 博士課程(科学) 卒業

- 阿部 光史
- クリエイティブ・ディレクター
電通関西支社、ビーコンコミュニケーションズ、電通本社を経て、2020年11月、クリエイティブエージェンシー ガリアーノインスピレーションズを立ち上げる。 30年以上一貫して広告クリエーティブ畑を歩み、クリエイティブ・ディレクターとして国内外の様々なクライアントを歴任、人気を集める従来型広告の企画制作のみならず、デジタル・イノベーティブ先進領域の知識を活かした企画制作も得意とする。東京工芸大学非常勤講師。Cannes Lions、文化庁メディア芸術祭など国内外の広告賞を多数受賞。2004年・2005年度CM好感度ランキング1位。

- 金井 毅
- ニューホライズンコレクティブ売れる仕組み創造室プロデューサー
1983年 電通入社。メディア業務、営業部門、販促部門を経て、事業開発などに携わる。
2021年3月電通退社後、「萬商相談」を立ち上げ、様々な企業や自治体などのビジネス推進のサポートを開始。 同時にニューホライズンコレクティブに参加、「売れる仕組み創造室」を立ち上げる
<主な活動経歴>官公庁・自治体等アドバイザー・コンサル業務:主に商品&サービス改良・開発・販売戦略など ●高知県地産外商アドバイザー ●安曇野市観光ヴィジョン策定委員・安曇野市商農工連携アドバイザー ●米原市まち・ひと・しごと創生有識者委員会座長 ●宮城県水産加工品品評会審査委員 ●埼玉県「NEXT商店街」プロジェクト推進委員 ●岩手県産業創造アドバイザー ●東北水産加工イノベーションプロジェクトプロモーター ●東北復興水産加工品商品支援支援事業総合プロデューサー ●関東経産局地域支援プログラムディレクター ●中小企業基盤整備機構「震災復興アドバイザー」 ●日本スーパーマーケット協会「次世代販促」プロジェクト委員 ●復興庁グループ化支援事業ディレクター など 大学での講師:地域支援の一環としてリアルなクライアントの課題解決を学生とともに考える ●県立静岡文化芸術大学「マスメディア論」講師 ●国立大学法人信州大学「経営工学」講師 ●常葉大学造形学部講師

- 菊地 哲哉
- 売れる仕組み創造室 コンサルタント
1988年電通入社。同社マーケティング局配属の後、営業部門で、トイレタリー、食品、自動車、アパレル、金融、流通、家電を担当。2005年からエンタテインメント事業局にて映画製作、コンテンツ開発の業務に従事。その後、事業共創局にて大手卸会社との連携による販促企画・新商品開発、地方自治体、地方メーカー向けに商品コンサルティングを行う。2021年に電通を退社、ニューホライズンコレクティブに参加。現在は、地方自治体からの受託業務(地域ブランディング、産品販路拡大等)や、地方事業者の新商品開発、販路拡大等のコンサルティング業務に従事。

- 小川 修功
- WaShPresso COMPANY代表、非常勤講師(昭和女子大学・高崎商科大学)
残念なプレゼンテーションの撲滅を使命とするコンサルタント。
1996年、大阪大学人間科学部人間科学科を卒業し(株)電通に入社。営業、戦略立案、コピーライティング、デジタル施策、DXなどの広告実務を横断的に深耕し、特に多数のグローバル企業のマーケティングコミュニケーション案件を牽引。
子どもの頃にコミュニケーションの不得手を克服し、中学〜大学時代に日英の弁論大会で多数受賞。さらに広告のプロになった経験を基に、2021年よりプレゼンテーションやスピーチを専門とするコンサルタントとして独立。現在は企業人や研究者のグローバルプレゼンテーション実施を支援すると共に、企業研修講師や大学非常勤講師として教育活動にも従事中。