LRC Advanced Course Syllabus

ゼミナール

科目名 Social Issueゼミ2(秋学期)~政治社会問題を適切に捉える~
(冬学期)~政治社会問題を体系的に分析する~

講師名 吉野 孝(早稲田大学政治経済学術院教授) 
年度 2025年
学期 秋学期、冬学期
曜日 金曜日
時間 14時50分~16時20分
日程 (秋学期)
10月10日、10月17日、10月31日、11月7日、11月21日、11月28日、12月5日
(補講日:12月12日)

(冬学期)
1月9日、1月16日、1月23日、2月6日、2月13日、2月20日、2月27日
(補講日:3月6日)

講義概要

(秋学期)
 本ゼミナールでは,まず政治社会問題を適切に捉えるための因果関係図を学び,受講生に政治社会問題の個別事例を取り上げ,原因,現象,効果,改革の4要素に分解してもらいます。次に,政治社会問題を段階的に分析するための研究計画書の書き方を学び,受講生に政治社会問題の個別事例を取り上げ,具体的な研究計画を立ててもらいます。さらに,グループワークをつうじて,政治社会問題の捉え方,研究への取り組み方への理解度を深めます。

(冬学期)
 本ゼミナールでは,秋学期に作成した自身のテーマに関する研究計画書に基づき,受講生に数回にわたり研究報告を行ってもらいます。ここでは研究内容の妥当性だけでなく,プレゼンテーションの仕方についても習得してもらいます。さらに,グループワークをつうじて,受講生にそれぞれの研究報告をチェックして研究報告のレベルを高めるだけでなく,やり残した研究課題や今後の展望についても考察する方法を習得してもらいます。

受講を通して得られるもの

(秋学期)
①政治社会問題を適切に捉えるための因果関係図式の使い方を習得する。
②政治社会問題を段階的に分析するための研究計画書の書き方を習得する。
③問題の捉え方・研究への取り組み方についての理解度を深める。

(冬学期)
①政治社会問題を体系的に分析する機会を数回設ける。
②報告内容の妥当性だけでなく,プレゼンテーションの仕方も習得する。
③やり残した研究課題や今後の展望について考察する方法を習得する。

講師紹介

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吉野 孝
早稲田大学政治経済学術院教授

1954年生まれ。1978年早稲田大学政治経済学部卒業。1988年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。早稲田大学政治経済学部助手,専任講師,助教授を経て,1995年より教授。1991年から1993年までジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(SAIS)客員研究員。2015年より早稲田大学地域・地域間研究機構長。専門は,英米政治学,政党論,アメリカ政治。著書に,『現代の政党と選挙』(共著,有斐閣,2001・2011年),『危機のアメリカ「選挙デモクラシー」:社会経済変化からトランプ現象へ』(共編著,東信堂,2020年),『アメリカ政党システムのダイナミズム:仕組みと変化の原動力』(単著,東信堂,2024年)などがある。