シラバス

専門科目群/Communication(コミュニケーション)領域

科目名 シニアマーケティング・若者学※本シラバスは2025年度のもので、2026年度のシラバスは現在調整中です。-->
講師名 超高齢未来観測所 所長
斉藤 徹 (シニアマーケティング担当)

電通若者研究部「ワカモン」
持田小百合、他(若者学担当)
年度 2026年
学期 夏学期
曜日 火曜日
時間 以下の日程欄を参照ください
日程 1回~2回: 7月14日 10時30分~12時、13時~14時30分
3回~4回: 7月28日 10時30分~12時、13時~14時30分
1回~4回の補講日:8月18日 10時30分~12時、13時~14時30分

5回:8月26日 13時~14時30分
6回:9月2日 13時~14時30分
7回:9月9日 13時~14時30分
5回~7回の補講日:9月16日 13時~14時30分

講義概要

本講義ではシニアとして活動していくにあたり、シニアの置かれた社会的状況を課題やポテンシャルとともに把握することを目的とします。
「シニアマーケティング」ではシニアマーケティングの第一人者である講師から、シニアに関する概況を課題・可能性の示唆とともに学習し、同時にシニアマーケットにおけるビジネスの事例も学ぶことで、卒業後の活動に通ずる実践的な知見を獲得します。

受講を通して得られるもの

/
・シニアマーケティングの基礎知識
・シニア向けビジネスの事例、エイジテック事例
・シニアの抱える社会課題と解決法事例

・異なる世代(若者世代)の価値観・嗜好・文化への理解
・「今の若者を知る」ための基本的な視座と、自身の過去との違いを俯瞰する視点
・現役大学生等とのパネルディスカッションを通じた未来思考

受講の際の注意事項

受講前に必要となる知識・準備 不要
グループワーク あり
課題 あり(授業中に指示する)

各回の講義予定

テーマ
概要
第1回テーマ:シニアマーケティングの基礎知識講師:斉藤 徹
日本や世界の高齢化の現状、シニアのインサイトなど、シニアマーケティングを考える際の基本的知識について説明します。
第2回テーマ:シニア向け商品コミュニケーション事例講師:斉藤 徹
日本や海外におけるシニア向け商品事例、CM事例などを通じてシニアに対するコミュニケーションのポイントについて説明します。
第3回テーマ:超高齢化社会における課題解決講師:斉藤 徹
超高齢社会における各種社会課題と課題解決事例を紹介します。またエイジテックの最新動向についても紹介します。
第4回テーマ:超高齢社会課題解決ワークショップ講師:斉藤 徹
過去3回の講義を通じて学んだ超高齢社会の状況を踏まえて、今後わたしたちがどのような対応を図るべきかについて、ワークショップ形式でディスカッションを行います。
第5回テーマ:Z世代の価値観と成長背景(講義形式)講師:持田小百合/村田征斗/谷井 愛理沙
「今の若者を知る」「自分たちが若者だった頃との違いを把握する」ことを目的に、Z世代・令和の若者の成長背景や価値観、流行トレンドなどを座学形式で解説します。
第6回テーマ:テーマ別事例研究とパネルディスカッション講師:持田小百合/村田征斗/谷井 愛理沙
実際に2~3名のZ世代研究員をゲストに招き、テーマごとに具体的な事例を交えながらパネルディスカッションを行います。
第7回テーマ:若者研究体験ワークショップと若者との向き合い方TIPS講師:持田小百合/村田征斗/谷井 愛理沙
自身の過去との違いや共通点を探りながら、若者世代のインサイトを見出すために、実際に電通若者研究部の研究員が行っている思考ワークを体験していただきます。また、学んだことを実践していくためのTIPS(ヒント)もご紹介します。

講師紹介

斉藤 徹の画像
斉藤 徹
超高齢未来観測所 所長

1958年生まれ。専門は超高齢社会と未来予測。セゾングループ、電通を経て、現在は、超高齢未来観測所 所長。電通では、電通シニアプロジェクト代表として長年シニアマーケティングに関わる。社会福祉士、国際長寿センター客員研究員。
著書に『未来思考スタディーズ』、『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』、『ショッピングモールの社会史』、『超高齢社会マーケティング』『吉祥寺が「いま一番住みたい街」になった理由』など。

持田 小百合の画像
持田 小百合
電通若者研究部「ワカモン」リサーチャー/プランナー

早稲田大学卒業後、ベンチャーシンクタンク勤務を経て、電通マクロミルインサイトに入社。
若年層からシニア女性まで幅広い世代のインサイト研究や、女子中高生とのワークショップのファシリテーターなどを担当。 財務省フューチャーデザインプログラムアドバイザー。共著に「フラット・マネジメント」。