シラバス

Life Redesign科目群

科目名 クリエイティブシンキング~イノベーションを生み出す思考の技~
講師名 早稲田大学客員教授 鶴谷武親
学期 夏学期
曜日 火曜日
時間 14時50分~16時20分
日程 7月8日、7月15日、7月29日、8月19日、8月26日、9月2日、9月9日
(補講日:9月16日)

講義概要

個人・組織がイノベイティブな思考をするための視点を、以下の形式で学びます。
・クイズやグループワークを通じて学ぶ。
・自身(人間)の認知・思考の癖について実感を伴う形で学ぶ。

また、多様な価値観に触れるため、ビジネス上の交渉ケースを題材にロールプレイングを行います。
講義内での気づきに加え、講義後に継続的に訓練していくための具体的方法についても共有していきます。

受講を通して得られるもの

1、自身の認知・思考の癖に気づく
2、個人・組織のイノベイティブな思考を阻害している要因の一つに人の認知・思考があることを知る。
3、目的に応じた自身の認知・思考のコントロール手法を知る。
4、自身の認知・思考をコントロールするための継続的な訓練方法を知る。

受講の際の注意事項

受講前に必要となる知識・準備 不要
グループワーク あり
課題 あり(ケースペーパーを配布し事前に読んでいただきます)
その他 受講に際して、ネットに繋がるパソコンが必要です

各回の講義予定

テーマ
概要
第1回テーマ:先入観フィルターに気づく
自分自身が無意識のうちに作動させている「先入観フィルター」の存在に気づきます。また、それによって自分のものの見方が偏っていることを認識します。
第2回テーマ:価値の多面性に気づく
すべてのもの、ことの価値に多面性があることを学びます。
第3回テーマ:ニーズについて考える
個人や組織にはニーズがあることを確認します。また、ニーズの多くが多層構造であることを学びます。
第4回テーマ:価値について考える
ビジネスにおける活動の多くが価値交換であることを確認します。また、複数の人が価値交換を行う際の思考の注意点を学びます。
第5回テーマ:思考ツールを実践で活用する①
講義において紹介された思考ツール、フレームワークを活用し、ケースに基づくロールプレイングを行います。また、それを振り返りながら、思考ツール、フレームワーク活用力の定着を図ります。
第6回テーマ:思考ツールを実践で活用する②
講義において紹介された思考ツール、フレームワークを活用し、ケースに基づくロールプレイイングを行います。また、それを振り返りながら、思考ツール、フレームワーク活用力の定着を図ります。
第7回テーマ:まとめと継続訓練法の紹介
本講義で学んだことを振り返ります。
さらに、本講義終了後に継続可能なトレーニング方法について紹介します。

講師紹介

鶴谷武親
早稲田大学経営管理研究科(ビジネススクール)客員教授

多摩美術大学講師を経て、2005年より早稲田大学大学院で教鞭をとる。
セコムにてグループ事業戦略などを担当後、デジタルハリウッド、アイ・エム・ジェイ(現アクセンチュアグループ)、デジタルスケープをはじめ、数多くのスタートアップの創業に携わる。現在、医療法人グループ、IT・エンターテインメント企業グループ、NPO等の経営にも従事。早稲田大学では社会人教育をはじめ、博士人材の育成、起業家育成等を担当。早稲田大学EDGEプログラムアドバイザーを務め、大学発ベンチャーの育成にも力を入れる。